もちろん小西政継さんのような登山の真似ができるわけはない。ファミレスで隣に座った方が「これからヒマラヤに行くんですよ」「山の本好きで。。死なないでください」というぐらいである。山道具店に寄って、フリーズドライのシチューを買い、ネパール地震の募金箱に小銭を入れるのがせきのやまである。
友人が登山部だったから、連れて行ってもらったりした。そのあとそのへんの山を登ったりした。友人がアルプスにでかけて帰ってきたあとに、ぱたりと山に行かなくなった。
それでもたまに雑誌はみる。

BEPALの2012年6月10日号。素晴らしい記事が多いので、リストをつくるつもりではいるんだが、ぼんやりと。。例えば、緊急時の対処や何事かの参考。。に、こういった雑誌を「まとも」に真剣にみている。そんな程度では。。と言ってもそれぐらいの力しかないことは、数回の山行。。計画、食料、能力、身体。。理解している。
「まずは”水”を考える暮らしづくりからー」

レディーBABA裕子のこれからの暮らしはロシアに学べ!というペチカやみずがめ、らんびき。。素晴らしい記事である。水の浄化アイテム。。
これのひとつひとつ。。全部ではないが、試したことはある。バケツをおいて。。しかし。。実生活に適用した方の話はあまりきいたこともない。しかも専門家の意見をふまえて、のはなしである。

自分が重水素減少水ってのは。。てどうやってつくるんだ。。蒸留プラントなんて。。とか見ていた頃でもあった。らんびき、って蒸留装置は昔はあたりまえだったらしい。今でも女性向けのハーブウォーターってそうなのか。。
猛省しなければいけないわけである。あいにく、その後ぽつぽつと雑誌は買っていたんだが。。目前のことばかりになってしまって最後までみていない。この記事はどうなったんだろうか。この記事の書籍化は期待してたんだが。。

安西水丸さんの、「山に登って話をしよう」である。人柄そのものの記事である。
しかし。。その訃報をきいた。
いちいちリンクはしないが。。どこの山だったっけ。。ってみるのは人情である。マナスルだってみてた。。もういちど、小西さんの言葉を思い出さなければいけない。
「人々は生き抜く執念の素晴らしさで感動する。僕はこんな甘い上っ面のことには興味がない。
それよりも彼がいつの時点でこのような最悪の事態に陥ることになったのか、組織としての失敗、
個人としての失敗が必ずあるはずだ。元気になった笑顔もいいが、ここの部分を明確に伝えることが、
このような事件を二度と起こさせない力になるのである。」
ここの部分の明確さは自分にはない。2012年の6月の前の山の素晴らしい記事をみたばかりたった、2年後にそんな一行ニュースをみるなんてあり得ない。この記事の写真をみてもなにひとつ問題ない。健康で幸福でやさしい記事だ。
なるほど。。69才で強固な山をみるよりこういった登山なんだな。。と思わせてくれる。。ならばそれはそれなりのトレーニングがあるはずだ。。って思わせてくれたいい記事なのだ。。

堅破山。たつわれさん。北関東の山らしい。。日本百名山のひとつ。。。。常磐線日立駅からタクシーで1時間と書いてある。658メートル。記事は、午後2時に駐車場に戻ったとある。なるほど、とてもいい行程だ。。
記事は力強く結ばれている。「イラストレーター安西水丸、今年7月で70歳になる。」
この力にどれほど助けられてきたことか。。
その次に、なぜ訃報をきくなんて誰が想像できるのか。2014年の3月。。ただ、自分はこの山の記事とその訃報だけを知っている。2012年の12月に自分の師匠の訃報をきいたあとだったから整頓もついていないらしい。。
もう一度。。小西さんの言葉だったか、誰の言葉だったか忘れたが原則を確認しておかなければいけない。
山は、自分の力以上の山は登れない。。という意味の言葉があったはずだ。。
せっかく低山。。のそれ。。を探すつもりでいた。。登らなくても温泉でも行けば楽しい。。それにちょっとこのあいだ、ちょっとしたところを登ったら。。足が弱っていた。かなりトレーニングしなおさないとまずいどころではなく、無理である、と認識したんだが。。
そう思っていたところ、また同じ衝撃を。。今度はホームセンターの菜園の記事を引用しなければならない。