2015年06月27日

傷寒論解説

P10 黄帝内経(こうていだいけい)(中国最古の医学書) 紀元前二世紀

黄帝内経というと、どうしても記しておくところがあり。。

DSCN5835.jpg

 ずいぶん前に、休日に楽器の練習のあと自炊していた。自炊と言ってもご飯を炊いて、なにかである。野菜炒めだったりインスタントラーメンだったりした。これじゃまずいだろう。。と近所のレストランにでかけた。

 そのあと、古本屋に行きこの本を手に取った。古本屋としては高価な本だったので困った。しかし「東洋医学選書」という佇まいもいい。表紙の植物の絵もいい。内容は膨大で「これは読むには手に負えなさそうだ。。」とは思ったが、やはり手に入れた。

 その後ずいぶん経って、近所に整体ができたので、これは幸い、と相談してみた。いまいち、楽器の「ここ」というところもあったわけだった。練習も過酷だったのでそこも診てもらっていた。

 治療の前後の雑談で手元にあった「傷寒論」の話を「傷寒論ってのが手元にあって」などと話すと、整体の先生から、「「こうていだいけい」ってのがあるんですよ」と教えてもらった。こうてい。。?である。聞いてメモして、後で調べて「黄帝内経」なのか、であった。

 この本は、日本の伝統的な。。漢文を提示して、それを読み下す、という実に恐るべき労作である。それぐらいでないと日本人は読めない、ってことはあるのだが、註を読んでるだけで相当なところがある。

 冒頭。。序文をみると、

 「扁鵲が、、」と傷寒論が、黄帝内経の扁鵲のをも意識しているのがわかる。そして冒頭から厳しいし、次がもっと厳しい。

 「現代の文武を修学している人々は、医術の研究に心をそそがない。」

 「皆名利に迷って、自分というものがどんなものであるかを悟らない。」

 「このようにして、大切な身體のことを忘れて、物慾に目がくらみ、氷のはりつめた谷をわたるような危険な生活をして、ついにこのような結果になったのである。」

 。。わりとマイルドな文章を抜き出しているのだが。。この通りである。

 身体、というのが、今は使われない身體という字であった。「身と体」というと全然わからないが、これは本来は、「身と體」ということだったのか、と気がつける。體というのが骨と豊という字であった。骨格、なんだろう。。
 。。身はまだ調べてないが。。皮膚、血脈、筋肉とかそういう意味なのかもしれない。または豊の方に、筋肉の意味があるのかもしれない。合わせて身體なのかもしれない。

 欲、も、慾である。心、という字がついてる。まさしく、この本の冒頭の指摘は厳しい。
 
 このあと本文が8編、百八十二章ある。先頭から追っていくのは憚られるのだが、この本が「黄帝内経」の理解を前提に書かれているから、もう少しわかりやすく紐解くことはできそうである。

 「葛根湯」はよく風邪のときに飲む薬で、楽器の先生と風邪ひきながら話していたことはあった。葛根湯は飲まれていたそうだった。「効きすぎるんだよ」っておっしゃってたかな。。

 この葛根湯の処方、成分はこの本に書かれていた。

 

posted by mon at 22:21| Comment(0) |
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