2015年08月19日

チェルノブイリ被害の全貌 25年後

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 第15章が結論ともいえる章かもしれない。それがロジカルに書かれることに多少の困惑はある。

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 第15章 チェルノブイリ大惨事の25年後における住民の健康と環境への影響

 15.9に結論とある。1963年7月の演説が結論としても挙げられている。

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 大気中核実験廃止の必要性を説く演説があった。

「 日本語版あとがき チェルノブイリからフクシマへ」

 「主要用語解説」

 「後記、謝辞」

 とあるのだが。。

 全体をみてきたわけである。

 チェルノブイリの被害 鉛

 汚染

 環境

 防護

 しかし、最初にみたところといささかも変わらず立ちつくすところはそう変わりがない。


 しかし、

 ナターシャ

 この25年前の、8000キロ離れた地の原子力発電所の事故が、それは「故郷の森」だったことをやっと理解したぐらいである。

 そしてその影響が、

 「1986−1988年まで、日本で汚染が観測された」

 ということが事実のひとつとして確認できる。ここから、自分は「2年の強力な半減期のエネルギーを閉じ込めるための多大な犠牲があったにちがいない」と考える。それは、この本で、25年後も解決はしていない。

 距離について「8000キロ」、時間について「25年後」も解決し得なかった事故と捉えざるを得ない。

 。。したがって。。

 ここについて単純な「策」はなにも言えることがなくなってしまう。

 実験棟のエリアで封じ込めているそれではないわけである。テーブルの上のK40やラドンなら、鉛のブロックとアルミ箔で防護できるのかもしれない。吸わないこと。。

 それが「8000キロ」と「25年(以上)」というところで「何ができるのか」と言われても困惑するしかなくなってしまう。

 ここから

 東京が壊滅する日

 をみれば。。220キロ。。東京まで200キロ。。。8000キロはもっと大きい。。距離などはあまり関係もない話である。

 すると思い出した本が、

 41歳寿命説

 だったが。。もう1963年の演説でそれは指摘されていたようだった。

 複合汚染を警鐘したカーソンの話を理解しておくことは必須と考えられるが。。

 西丸震也さんや丸元淑生さん、武谷三男先生のはなしをいまのところ、拠り所にして検討するしかないように思われる。

 難しい医学薬学の知識がなければ身を護れないなんてことはあるまい、と考えているけれども。。あったほうが効果的ではありそうか。。

 しかし、すると医学や薬学ってのはなんだ?っていう根本的な疑問にすらはまりそうである。結果としての提案が「これを食べたらいい」ぐらいではいささか。。さらに困惑が深まる。

 行うことが、「肉野菜魚を、どこかで、手にとって、運んできて、調理する」「水を飲む」「空気を吸う」ということのために、様々な検討をする必要が起きてしまう、というのは何か顚倒してるとしか思えないわけだが。。

 そういう時に、丸元淑生さんの話はきくところであり。。西丸震也さんの話はきくところで、武谷三男先生の話もきくところだろうと考えている。





  ...しかし。。これだけみてきて、二つ疑問が発生する。

 一つ目は、「医学薬学化学はこの事故について、ほとんど予防を得られていない」という事実である。もちろんその点は自分が言及するところでもなく、また勝手に個人的に対策すればいいことである。それにしても。。「ただ観察」だけして「りんごのペクチンがなかなかよい」ぐらいの検討でしかないわけである。だとしたら。。って、普通考える。

 もっとも楽観論に比べてまだ「防げた」ことがあったとは考えられるが。。現実問題として8000キロ離れたところでさえ影響があった事故、という事実は押さえておかないといけなさそうである。


 二つ目の疑問は、膨大な書物であるのだが「重水素と三重水素」の話や、一般的である「鉛中毒」「水銀中毒」「カドミウム中毒」の対策がいまひとつ少ない。まあトリチウムや重水素の話がないのは、モデレータ。。減速材が「黒鉛」だったことに由来するんだろう(これは鉛でなく、炭素だそうであるが。。みたことがあるわけではない)と、勝手に考えておくが。。いささか。。初動という面で。。最初の高エネルギーの2年間のはなしが少ないように感じられる。そこで防いでおくのが通常の考え方のはずだが。。

 「あとがき」をみたときに、この話が抜けるのは単純な比較ができようがない、ということを示しているように思われる。まあ詳細にみたわけではないから、ずっと読んでいればあるのかもしれないのだが。
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チェルノブイリ被害の全貌 防護

チェルノブイリ被害の全貌
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 無理にでも読み切っておかないと。。今までの確認ではこの事故でエリアを限定して「日本」とすると、「1986−1988年まで、汚染が観測された」ということを確認しておく。もちろんそれ以外のところも書かれているが。。

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 第4部 チェルノブイリ大惨事後の放射線防護

 第12章 チェルノブイリ原発事故による食品と人体の放射能汚染

 12.1 食物の放射能モニタリング(監視)

  仔細は写さないが、これは特別な図である。

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 「(国名):、コムギのセシウム137濃度が100倍以上に上昇した」

 1965年から2004年までの図が描かれている。

 「(国名):ストロンチウム90とセシウム137による〜1992年の成人の椎骨におけるストロンチウムの平均含有量〜」

 かなり離れた国での話であった。

 「(日本):〜セシウム137による身体負荷量は〜」

 。。沈黙。今みているのは1986年の事故の話である。

 第13章 チェルノブイリ事故に由来する放射性核種の体外排出

 大変重要な警鐘がある。

 「子供の体内に蓄積されるセシウム137が50Bq/Kgに達すると。。」

 「成人への慢性心不全は、心筋へのセシウム137蓄積量が平均136±33Bq/Kgの。。」

 写さないことが悪みたいだが、この箇所にこの記載がある、というポインタに留める。。。。なんだ定量的に理解されているのではないか。。身を能く護るためには、ワーストケースの警鐘をとるのが妥当であると考えている。その上でそれを避ける。


 体外排出については、この話はどうも「様々な立場あるいは見解」が存在している。ただ、有害物質の排出を含めた検討はほとんど行われていないのが、大森隆史先生の経皮毒の本をみるとある。すみやかに汚れを払っておく、とう見解を否定できるものではないと考えるのだが、実態はそのようであった。

 この本では、

 「ペクチン」が挙げられているが、自分は日常それをつくる習慣がない。ペクチン自体はリンゴからつくれるらしい。

 「われわれに何ができるか」という節がある。

  第14章 チェルノブイリの放射能汚染地域で生きるための放射線防護策

 14.1 農業における放射線防護策

 14.2 林業、狩猟業、漁業における放射線防護策

 表14.4に化学的、薬理的な放射線防護、とある。

 そして結論とある。

 。。13章、14章については様々な見解がある(らしい)が、これをみておかないことには。。「規模」が理解できないわけである。










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2015年08月15日

一本の鎖

一本の鎖 広瀬隆

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 「地球の運命を握る者たち」「次々と起こる大事件の謎を解き明かす」


 2004年の本である。

 アメリカ大統領選挙、ワシントン政府、ウォール街、イラク情勢、パレスチナとたいへんなことばかり起きていた。しかし、「まったくわからない」のである。

 いや、情報しかみたことがないものだ。。戦車の運転手が運転するバスで旅をした広瀬隆さんの話を聞かない理由はないだろう。。

 序章に「読者への熱いメッセージ 〜ニュースの陰の真実を追跡する」とある。

 「実はこの混乱のなかで、きわめて不思議なミステリーというものを数々見聞きしながら、それに対する明快な説明を、まだジャーナリズムの世界から聞くことができない。」

 「〜急いで多くの事実を伝える必要があると感じる。〜二00四年初頭の緊急事態として、次の七つの主題にピントをしぼって報告したい。形式にとらわれず、必要な事実だけを解説するのが目的である。」

 この序章を読めば。。倣うところがあると思うわけである。

   いろいろとマーカーがひいてあったり、折り目がついているのだが。。

 ひとつだけ。。大事であり、またいまリンクしているところにも関係する記述だけ。。

 「イラクは、紀元前6000年という昔からシュメール文化が栄えたメソポタミアだということをもう一度思い出してみよう。」

 「人類史で最初に小麦を育てることを考えついたのは、そのメソポタミア住民である。〜チグリス川、ユーフラテス川から農地に水を引いて、緑豊かな農業が営まれていた。〜彼らは麦からビールといううまい飲み物もつくってくれた。」

 「メソポタミアはまた、人類最初の都市文明を興した。〜ハムラビ法典を生み出した古代バビロニア王国も、メソポタミアだ。」

 「人間の病気に対して、共同社会が知恵を与え合って患者を救ういう医療の根本的な慈愛を生み出したバビロン、それがイラクではなかっただろうか。」

 「〜数字を扱えるようになったのも、使いやすいアラビア数字のおかげなのである。」


 このひとくくりの記載から。。すぐにこの2冊として具体的な内容にリンクできる。もちろん、法律や数学や医療を思っていいのだが。。

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 四大文明の発生。。というところにあった。また。。まあそのパンのグルテンが「炎症の原因」というそれはまあ妥当かもしれないのだが。。

 よく考えてみると。。メソポタミアの小麦と同じだったのだろうか。なんだかこの偉大な生化学の知識も。。メソポタミアだかシュメールだかに遺っている「なんか気落ちするからビール飲むか」っていうメモのように検討しなければいけないのかもしれない。

 土壌、空気、化学物質、沈黙の春、放射線照射、遺伝子、遺伝子組み換え、農薬、核反応生成物、有害元素、経皮毒、。。。ぜんぶみてたら面倒だから、とノンアルコール飲み物をみてみれば、有害と警鐘されている甘さ成分がこっそり入ってる。
 それに対してできることは、言葉と呼吸と身体の動きぐらいしか整える手段がなさそうでもある。これはあとで確認する予定なのだが。。。

 もちろん。。これら全部の基本的なものは、いままでに列挙しているのだが。。リンクするのも大変だ。。

 ひとまとめに。。。

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 シューメールの神に祈るのはわるくもないわけだが。。すると、ここから一気に現代から未来への記述にすら到達できる。

 。。読まれている方は当然ご存じのはずだ。だから、ここでは「実はこの混乱のなかで、きわめて不思議なミステリーというおのを数々見聞きしながら、それに対する明快な説明を、まだジャーナリズムの世界から聞くことができない。」という広瀬さんの言葉をせめて倣って、

 「実はこの7000年の歴史のなかで、きわめて不思議なミステリーというおのを数々見聞きしながら、それに対する明快な説明を、まだジャーナリズムの世界からも、歴史の世界からも、科学の世界からも、小説の世界からも、聞くことができない。」

 という風に検討してみれば。。たまに。。一冊、二冊とみつけたのをここに並べてみている。

 。。。むろん。。マンガとか音楽とか載せたいんだが。。いささか混乱に拍車をかけてしまう。混乱の原因の確認をぼかしてしまう。。というより。。自分の心の動き、想起する機能や、尋ねる機能や。。そういったところとしては、重要でも唐突にそれをはさんでいいもんなのか迷うわけである。

 。。メソポタミアだったかなんかの「ビールのむぞ」ってなんだかよく共感できるそのメモの遺跡の話はどこだったか。。

 むしろ神に祈るより、そちらに光があるようにおもっている。

 。。。ただ、祈るほうを追うのもそうわるくはない。。どのルートをとろうか。。と思うんだが。。

  「人間の病気に対して、共同社会が知恵を与え合って患者を救ういう医療の根本的な慈愛を生み出したバビロン」

 このルートはいささか難儀でもある。でも、ヒポクラテスや扁鵲の話ならそれはわるくない話である。


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